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ヒート&クール型技術

ヒート&クール金型製作いたします

― 高外観・高品質な成形を実現 ―

切削加工

樹脂製品の表面に現れる「ヒケ」や「ウェルドライン(樹脂の合流線)」などの不良は、成形時の金型温度に大きく関係しています。
ヒート&クール成形とは、金型を一時的に高温まで加熱し、樹脂が流れやすい状態で成形を行ったあと、すばやく冷却して固める技術です。

この方法により、

  • 表面の光沢が美しくなる

  • ヒケ・ウェルドラインの発生を抑制できる

  • 樹脂の流動性が向上し、細部まで成形可能になる
    といった効果が得られます。

弊社では、この技術を活かしたヒート&クール金型の設計・製作が可能です。
家電、自動車内装部品、医療・光学関連製品など、外観品質を重視する分野に最適です。


金型設計では、ヒーターの位置や本数など専門的な要素の検討が必要となりますが、
弊社ではお客様のご要望を丁寧にお聞きし、最適なヒート&クール金型のご提案・製作を行っております。
ぜひ一度ご相談・お問い合わせください。

USCOOL(ユーズクール)システム

― 日本の工場環境に最適なヒート&クール装置 ―

冷間圧造

USCOOL(ユーズクール)は、消防法の厳しい日本の工場事情にも対応した**急加熱・急冷却装置(H&C装置)**です。

従来の蒸気式H&C装置は工場の外に設置が必要で、配管による熱損失や大きな熱量が課題でした。
一方、USCOOLは金型内にヒーターを挿入して加熱し、同じ水管で冷却を行う構造のため、熱効率が高く、コンパクトに設置できるのが特徴です。
金型内部で直接加熱・冷却を行うため、熱ロスが少なく効率的な成形が可能です。

ヒート&クール成形において最も重要な「ウェルドライン」の抑制にも効果があり、製品の外観品質向上に大きく貢献します。

この技術は特許に守られています。ヒーター及び水管デザインは㈱アイトス様または、弊社にお任せください

ウエルドラインの原因

・多点ゲートからの合流箇所のガス抜きの不良
・金型温度の急激な低下
・末端部における樹脂流れの遅さ

急加熱急冷却装置のメッリト

・ウエルドラインが目立たなくなる
・フィラーが目立たなくなくなる
・転写性の向上
・表面品質の向上
・薄肉製品の充填のしやすさ
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